Chapter.1 指先に香りの良いネイルオイルをつけてみましょう
「春の世の闇はあやなし梅の花 色こそ見えね香やは隠るる」古今和歌集にある歌の一つです。
これは夜、闇の中で梅の花は見えないけれど、その香りは隠しようがなく漂ってくるという情景を歌ったものですが、その解釈はいろいろあります。古今東西多くの人に共感される歌は、恋や愛を歌ったものが殆どです。
この歌も恋人の姿は見えないけれど漂ってくるその香りが恋人を連想させる、という意味にも取られたりします。あるいは夜の梅を例えて、隠そうとしても隠しきれないその人の魅力に気付かされてしまう、という解釈もあるかもしれません。
香りは形のないものですが、脳を刺激し記憶にも残ります。ですから出会いにおいて「香り」の持つ役割はとても重要です。そして出会いを求める最初の香りには、柔らかい香りが理想的です。
あれ？どこで香っているのかな、という香りの演出にはネイルオイルが最適です。オイルは「火」の気なので風が起こりやすく、その風が縁を運んで来ます。風水では風を起こすことによって、縁が運ばれてくると考えるので「出会い」を求めるならば、その風に香りを乗せるのがとても効果的。
また指先は日常生活の中で本当によく動きます。ものを書いたり、つかんだり、頬杖をついたり。そんな指先は使い方によっては「美しさ」を表現する最も強い武器になります。あらゆる踊りや演技は指先までピンと伸ばしたり、ゆるやかにしならせることで美しさを表現しています。
そんな指先は常に風を起こす存在。その指先に香りの良いネイルオイルをつけてみましょう。オイルが苦手な人はハンドクリームでもOKです
Chapter.2 オレンジは最も出会いを呼ぶ香り
出会いに効く香りといえば、シトラス系。特に最も出会いを呼ぶオレンジがベスト。次には花の香り。水の気を持ち愛情を呼び込むローズ、リリー、ジャスミンは恋愛の香りで、女性にぴったり。
あなたがつけていて気持ちが軽やかに、そして明るくなるものを選んでください。出会いには風が大事ですから、香りも同じものばかりでなく、いろいろと変化をつけることも大切です。
