「五行」(木・火・土・金・水)にはそれぞれお互いを生かし合い、運気を強めていく、「相生(そうじょう)」の関係があります。
例えば、金属は土の中から生み出されるため、「金」と「土」には「生まれる」という気が生じます。
お互いに生かし合う関係から、これを「相生(そうじょう)」と呼びます。
一方、「火」と「水」の関係のように、お互いが対立し合って運気を低下させる「相剋(そうこく)」の関係も存在します。
「水」は「火」を消してしまうため、生み出す力が存在せず、お互いの気を消滅させてしまいます。
よって、この関係は「相剋(そうこく)」となってしまうのです。
「相生(そうじょう)」の関係を上手に使い、「相剋(そうこく)」となるような関係を避けることが、風水を実践していくための基本となります。